福祉基盤の整備を

 コムスンの不正、福祉を金儲けの手段にしようとしての破綻ですが、皺寄せを利用者に負わせるわけにはいきません。
目黒に関係する諸施設、・事業所が、円滑に移行されるよう監視していきます。


 介護保険制度の改訂で、低介護度の人が、要支援の名の下に、地域包括支援センターという新しい窓口で
ケアプランを作ることになって、実質サービス低下になり問題になっています。
目黒区は、区独自のサービスを提供して補う努力をしていますが、区民が泣き寝入りしないよう
監視していく必要があります。


 その地域包括センターは、介護予防事業を広めることとなって、特定高齢者といわれる対象者を
確保しようとしてきましたが、ほとんど実績があがってきていません。
厚生労働省が推進した介護保険の改訂内容が、実態にあっていなかったことが、原因と考えられますが、今後、
地域の実情にあわせて、実のある施策にしていく努力が求められています。


 地域密着型といわれる、グループホーム・小規模多機能型サービスなど、基盤整備ということで、
計画的に配備していくことになっていますが、地価が高くて多くの事業者が二の足を踏んでいます。
区として、誘致条件の整備を望む声も強く、検討が求められます。


 訪問介護訪問看護ステーションを育てるなど、福祉のネットワークを作っていくことも課題です。



▲【目黒初の小規模多機能型福祉施設

グループホームなどと一緒の建物に開設されています。



2007.9/30