これからの目黒地域福祉

 これからの目黒の地域福祉の課題について学習交流会を開催しました。
現在、5箇所の地域サービス事務所と併設されている保険福祉サービス事務所に、
地域包括支援センターができています。


 来年度から、この地域包括支援センターが拡充され、保険福祉サービス事務所の担っている相談窓口も含め、
地域福祉の拠点となります。


 包括支援センターは、社会福祉事業団、社会福祉協議会、民間事業主(大橋に事業所)に委託されており、
これまでの保険福祉サービス事務所が、役所の専門職が、地域福祉の先端に立っていたことに比べ、
行政の福祉責任が後退する懸念が残り、戸沢議員が指摘してきたところです。



 なお、区内特養は八百人の待機待ちで、特養、グループホーム、小規模多機能などの福祉基盤整備は、遅れてきていますが、
目黒の土地が高く、民間事業者が、相当の補助を約束しても、参入しようとしない現実があり、
行政の施設改修にともなう合築など、踏み込んだ設備計画が待たれ、要望しているところです。 



2008.10/13