廃プラスティック焼却問題と資源循環型社会

 23区長会は最終処分場の延命などを理由に、不燃ゴミとしてきた廃プラスティックについて、
サーマルリサイクルと称して清掃工場で燃やすゴミにいれてしまう方針を出してきました。
実は最終処分場で埋め立てられる廃プラスティックはせいぜい5〜6%、大半は建設廃材や汚泥などで、
逼迫要因としては何の緊急性もないのです。


 戸沢区議はこうした問題点を体系的に論じながら、廃プラスティック製品について、燃やすのではなく
資源回収する道を追求することを再三にわたって求めてきましたが、区側は戸沢質問にこたえる形で、
とりあえずの試行と、20年度からの本格実施をめざして検討を始めたことが明らかにされ、
モデル事業実施について19年度予算原案に盛り込まれました。



▲戸沢区議、社民党目黒総支部代表、予算要求書を提出



2007.3/12