安心・安全の住まい

 直下型地震が首都圏で発生する危険が高まっているといわれる中、住まいの耐震性についての不安が高まっています。
目黒区では、木造については無料耐震診断、マンションについても一部を助成し、
改修についても他区に先んじて助成制度を立ち上げています。


 しかし、改修の必要がわかっても、踏み切れない例も多く、高齢者への配慮、工事内容の検討など、
助成の条件をより使いやすいように改善していくことが求められています。


 規制緩和で、環境にふさわしくない建築を強引に進める例があり、自治体としての新たな規制が求められています。


 目黒区では、こうした課題を受け、良好な住環境の保全・形成に向けて条例制定。改訂を進めようとしています。


 具体的には、

「住環境整備条例」(新規)

大規模建築物、ワンルームマンションなどの建設に際し、周辺に調和した良好な住環境の維持・向上を図る為、
区独自の立場からの指導への協力を求める。

「開発許可における公共施設等の整備基準に関する条例」(新規)

「傾斜地建築物の制限に関する条例」(新規)

「中高層建築物の建築にかかる紛争の予防と調整に関する条例」(改正)

「みどりの条例」(改正)

「自転車等放置防止条例」(改正)


 これらを全体として、条例化、または条例改正を図っていくことになっており、関心の高い問題ですので、
ご意見ご要望をお寄せください。



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2007.9/30